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3月10日チベット民族蜂起記念 世界各地でデモが開催される

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(2004年3月10日)

3月10日、チベット民族蜂起を記念するデモが世界各地で行われた。インド・ダラムサラでは、ツクラカンに各地方から集った数百人のチベット人や支援者が会し、記念式に参加、ダライ・ラマ法王が自らチベット語で3月10日声明、続いてチベット亡命政権主席大臣のサムドン・リンポチェ教授がカシャックの3月10日声明を読み上げた。記念式が終わると、チベット僧、一般チベット人、学生、外国人等の長蛇の列がダラムサラを行進した。

ネパールのカトマンズでは、5,000人を超えるチベット人が一同に会し、平和への祈りを捧げた。

スイスのベルンでは、ベルン州前知事のバーナード・ミューラー氏、最長役のチベットの「良心の囚人」であったタクナ・ジグメ・ザンポをスピーカーに迎え、500人を超える支援者が集結、チベット民族蜂起記念デモに参加し、中国大使館までデモ行進を行った。デモ行進の模様はゴールデンタイムにスイス国営テレビで放映され、多くのメディアに取り上げられた。

「チベットが中華人民共和国によって不法に占拠されていることは、紛れも無い事実である」ミューラー氏

スイスの20に及ぶ地方議会、さらに国会の30人以上の議員たちも国会のデスクの上にチベット国旗を掲げ、スイス政府にチベットの自決権を求める活動を率先して起こすよう、議会レベルで強く団結し求めた。

チェコでは、記念日前夜の3月日、国内10箇所以上にのぼる場所で、トゥルク・テンジン・デレクの釈放を要求する蝋燭を灯すイベントが行われ、共産党時代に投獄されていた元政治犯たちも参加した。3月10日、チェコでは、チェコ国立劇場から小さな村の公民館も含む合計237に及ぶ地方自治体の建物がチベット国旗を掲揚した。

2004年3月10日スイス下院